NOU-GYO Lab 2025:cinnamon garden & farm /岡野寛子さん
2025年に始動した「KOBE NOU-GYO Lab」(神戸農漁ラボ)
農家さんや漁師さんが“体験プログラム”をつくることで、もっと一次産業に関心をもつ方、一次産業に関わる人を増やそうという取り組みです。
2025年度は11のプログラムが実現に向けて動き出しています。
今回、参加されている方をご紹介していきます。vol.7はcinnamon garden & farm の岡野寛子さんです。
つくったプログラムなどは随時お知らせしますので、続報をお楽しみに。
cinnamon garden & farm /岡野寛子さん
①活動エリア
神戸市西区平野町
②農業を始めるきっかけ、年数
神戸農村スタートアッププログラムに参加したことがきっかけで、ネクストファーマー制度(※小規模な農地を正式に借りられる制度)の有機農業スクールに出会い、農業を始めました。 当初は、農村の野草や蔦を使ったかご編みなどのものづくりに興味がありましたが、材料が足りないことから自分で花を育てたいと思うようになり今に至ります。
③栽培作物、規模
農業スクールの同期と共同で、1反(約1000㎡)の畑を借りていて、そのうちの約700㎡を使用しています。栽培しているのは、野菜、花、ハーブです。 野菜は自分が食べたいものを中心に育てており、花はドライフラワーなどの加工に向く宿根草や、葉や穂に特徴のある鑑賞用のオーナメンタルグラスなどを栽培しています。
④体験コンテンツの開発に興味をもったきっかけ。
これまでに何度かワークショップを実施した経験はありますが、集客やコンセプト設定、広報に大きな壁を感じていました。今回のプロジェクトが、そうした課題を乗り越えるよい機会になると考え、興味を持ちました。
⑤どんな体験コンテンツを提供したいですか。
理想としては、山で採ってきた蔦でリースの土台を作り、自分の畑で育てたドライフラワーで飾り付けをするようなワークショップを、畑の中で提供したいと考えています。 まずは、育てているレモングラスを使ったしめ縄作りのような、始めやすいコンテンツから検討しています。