NOU-GYO Lab 2025:株式会社素木・HATA+BE(はたび~)/増田幸市さん
2025年に始動した「KOBE NOU-GYO Lab」(神戸農漁ラボ)
農家さんや漁師さんが“体験プログラム”をつくることで、もっと一次産業に関心をもつ方、一次産業に関わる人を増やそうという取り組みです。
2025年度は11のプログラムが実現に向けて動き出しています。
今回、参加されている方をご紹介していきます。vol.9は株式会社素木・HATA+BE(はたび~)の増田幸市さんさんです。
つくったプログラムなどは随時お知らせしますので、続報をお楽しみに。
株式会社素木・HATA+BE(はたび~)/増田幸市さん
①活動エリア
神戸市西区押部谷町和田
②農業を始めるきっかけ、年数
もともとは建築関係の仕事をしていましたが、やり残したこととして、40歳のときに淡路島で新規就農に挑戦しました。約2年半をかけて、栽培技術をはじめ、農業体験やイベント企画を学び実践してきました。その後、神戸市に移り、2019年に西区押部谷町にあった空き家を購入し、地域の活動拠点としての活動を進めています。農業に関わり始めてからはもう16年になりますね。
③栽培作物、規模
現在、20反(約2ha)の農地を借りており、そのうち3反で米を栽培しています。 残りの農地はまだ充分に活用しきれていない状況です。
④体験コンテンツの開発に興味をもったきっかけ。
淡路島にいた頃に、農作物の収穫とバーベキューを組み合わせた体験プログラムを企画運営した経験が元になっています。農村地域の高齢化が進む中、市内の大学に通う学生や留学生といった若い世代が活躍できる場を提供し、農村の維持と活性化につなげたいという思いが強くなったことが、本格的にコンテンツの開発に取り組むきっかけとなりました。
⑤どんな体験コンテンツを提供したいですか。
外国の方をはじめ、神戸に観光に来られた人を対象として、農村体験プログラムを構築したいと考えています。例えば、この押部谷の拠点で、地元で採れたお米や野菜でバーベキューを楽しんだり、木工を楽しんでもらえたらと考えています。また、建築関係の仕事を長らくやってきましたので、一緒にツリーハウスのようなものをつくったり、DIYスクールを展開するようなこともできたらいいなと思っています。