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NOU-GYO Lab 2025:tiny muse/香川麻衣さん

2025年に始動した「KOBE NOU-GYO Lab」(神戸農漁ラボ)
農家さんや漁師さんが“体験プログラム”をつくることで、もっと一次産業に関心をもつ方、一次産業に関わる人を増やそうという取り組みです。
2025年度は11のプログラムが実現に向けて動き出しています。
今回、参加されている方をご紹介していきます。vol.1はtiny museの香川麻衣さんです。
つくったプログラムなどは随時お知らせしますので、続報をお楽しみに。

tiny muse/香川麻衣さん

①活動エリア
神戸市北区山田町

②農業を始めるきっかけ、年数
元々は、花屋でブライダルの装花を担当する仕事をしていました。ブライダルの装花はデザインから入るので、旬の花を使えなかったり輸入の花が多かったりで、野菜には地産地消があるのにどうして花にはないんだろうって疑問に感じていました。そんな時、神戸の有機農家さんに出会い、有機農業で花をつくりたい!って直感で思い、2023年からネクストファーマー制度(※小規模な農地を正式に借りられる制度)を活用して農業を始めました。

③栽培作物、規模
1反(※約10a)ほどの農地を借りて、オーガニックフラワーの他、同じく有機栽培で野菜やハーブ、お米をつくっています。メインとしていきたい花の栽培については、ジニア、ニゲラ、ナデシコなど現在は20種類ほどを育てています。

④体験コンテンツの開発に興味をもったきっかけ。
次の一手として何かをしたいのですが、何から始めてよいか分からず悩んでいました。お客さんに畑に直接来てもらう、体験型の農家花屋などのアイデアはありつつ、駐車場や作業をする場所の問題など中々一人では前に進めていけず、この機会に形にしていきたいです。

⑤どんな体験コンテンツを提供したいですか。
草木染めを形にしたいです。布は日々身体に触れるものだからこそ、オーガニックフラワーで染めることに価値があると思っています。またそうした体験で出会った方々に、有機野菜とオーガニックフラワーを定期購入していただくことを通じて、暮らしを彩る提案もできるようになりたいです。