KOBE NOU-GYO Lab 2025:コマハマ漁師組のみなさんフォトレポート
2025年に始動した「KOBE NOU-GYO Lab」(神戸農漁ラボ)
農家さんや漁師さんが“体験プログラム”をつくることで、もっと一次産業に関心をもつ方、一次産業に関わる人を増やそうという取り組みです。
2025年度は11のプログラムが実現に向けて動き出しています。
今回は、体験プログラムの様子をお伝えします。vol.8は コマハマ漁師組のみなさんです。
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コマハマ漁師組
「獲れたての魚の美味しさを知ってほしい。」そんな動機で応募いただいたコマハマ漁師組のみなさん。これまでも模擬セリや漁船見学などを行ってきた中、魚を捌く体験を新たに形にするため神戸農漁ラボ事務局と検討を進めました。
・今回は親子向けに絞って、親子が学べ楽しめる形をつくるのはどうか。
・ただ魚を捌くだけでなく、海のことや、普段の漁師の仕事のことをしっかり伝えることが体験価値になる。
・船に乗せて出港するのはリスクがあるが、停泊中の船でも充分貴重な機会なので、実際に乗船体験ができると強みになるのでは。
といった話を進め、実際に参加者を集めてイベントを実施することにしました。

穏やかな気候に恵まれた11月下旬。潮の香りが広がる駒ヶ林漁港に参加者のみなさんが集まりました。コマハマ漁師組では普段からSNSで漁の様子などを発信されていて、今回のイベント募集も「すごく魅力的なイベントですね!参加します!」とすぐに反応してくれた方もいたそうです。

漁師さんの挨拶からイベントは始まりました。やや緊張の面持ちです(笑)
最初は魚捌き体験からです。漁師さんが釣ってきてくれたのは、サゴシ(サワラの幼魚の呼び名)です。近くの卸売市場の魚屋さんも助っ人に、少しずつ魚を捌いていきます。子どもたちの真剣な表情が印象的です。

捌いた後は、味噌漬けにするために塩を振って水分を抜きます。その間に、漁師さんから海のこと、漁港の仕事のことなどを学びます。船にも乗ることができました。

しっかりとお話を聞いて学んだあとは、念願の試食タイムです。漁師さんが捌いてくれたサワラのお刺身や味噌漬けを食べてみます。なぜか、しらす丼とわかめの味噌汁もあるのですが…もう試食ではなく食事です。「来てくれてうれしい!」という漁師さんたちのサービスでした。参加者のみなさんの「うまーーっっ!」の声が広がります。

最後に、自分で捌いた魚を味噌漬けにして持ち帰り、イベントは終了しました。

今後は振り返りを進めつつ、継続的に実施するための体制づくりや告知の方法について検討を進めていきます。
写真:岩本順平
